先祖調査 その4: 戸籍を限界までさかのぼれ。約20年ぶりの調査再開

先祖調査

どうもー、白くま父さんです。

前回の先祖調査 その3から、約20年くらい時間が過ぎてしまいました。

調査を再開するきっかけは、私の父(白くま父さんの父ですから、白くま爺さんでしょうかね)が、昨年2019年に亡くなったことでした。

実家の家・土地を、父から母に相続することになり、手続き、つまり相続登記というやつを司法書士さんに頼まず、ものは経験だということで私が自分でやることにしました(この相続登記の手続きのことも、後でブログに書くことにしましょう)。

で、いろいろ書類を揃えまして、秋田市の法務局へ行き書類をチェックしてもらっていると、父の戸籍の附票というものが必要だから、取ってきてくれということになりました。

なんでも、父が今の住所に引っ越してくる前の住所で今の土地を登記しているので、その前の住所に住んでいた証明がいる、それが戸籍の附票だというんですね。

それで、いそいそと秋田市役所に行くと、それは秋田市にはなくて大仙市役所ですよといわれ、車を飛ばして今度は大仙市役所へ行きます。

大仙市役所、20年前来たときは大曲市役所でした。ああ、お久しぶり(いや、本当はこの2週間前くらいに、相続のために父の生まれてから亡くなるまでの戸籍全部をゲットしに来ています。この辺の話も後で相続登記のブログで書きますね)。

で、大仙市役所の市民課窓口へ行き、父の戸籍の附票を請求します。。。。ありません。

窓口の方が言われるには、戸籍の附票の保存期間は5年で、父が大曲から秋田市へ戸籍を移したのが40年以上前なので、破棄してしまってないそうです(ちなみに、令和元年6月20日以降は法令改正により保存期間150年に延長になったそうです。。。おそいよw)。

窓口の方は、わざわざ秋田市から来ていただいたのに大変申し訳ありませんと、平謝りです。

いえ、窓口の方は全然悪くありません。だって、法律がそうなってるんですもの。

結局の所、後々父の現在の秋田市の住民票を見直したところ、前の住所ホニャララから転入と書いてあり、法務局に問い合わせるとその住民票の記載で良いことになるのですが、この時点ではそれはわかりませんから、どうしたもんかと私は窓口困っておりました。

窓口の方はなんとか、私の助けになることはないか気を使って話しかけてくれます。いい人です。大仙市役所すばらしいです。

私は、でももうここには得るものはないなあと思い、お礼を行って立ち去ろうとしますが、ハッと思い出します。

私は、窓口の方にこう切り出しました。

「私、先祖調査もやってまして、父の戸籍を、父の父、その父とずっと大仙市役所にある分をさかのぼって、出していただくことはできませんでしょうか。」

窓口の方は、ニッコリと笑って、こうおっしゃいました。

「少々時間がかかりますので、向こうの椅子におかけになってお待ちください。」

すばらしい、この対応のよさ、大仙市役所100点です。

10分程も待ったでしょうか、名前が呼ばれましたので、窓口に行くと除籍謄本の束です。7部位ありました(一部750円なので、5000円超えw)。

窓口の方曰く、

「これで大仙市役所にある分は全てです。一番上の方の生まれが文政11年とありますから、江戸時代ですね。これ以上さかのぼるには、お寺に行って過去帳というものを調べるのが普通のようですよ。」

この方、戸籍のプロフェッショナルです。

今まで同じような問い合わせを受けてきたのでしょうねえ。

先祖調査 その3で私が読めなかった高祖父(ひいひいおじいさん)の名前も難なく解読し、さかのぼっております。

窓口の方曰く、

「この字が書いてある戸籍は、難易度高いですねー」

いや、貴方様ご解読されてるじゃないですか。慣れだそうです。いや、無理だろ、俺には。

はい、ということで20年の時を越えて、私は戸籍を一番昔までさかのぼることが出来たのでした。

そして、その一番古い戸籍(除籍謄本)に書かれた前戸主が私の一番昔のご先祖様となります。

その名前は「源蔵」といいました。

つづく

大仙市役所 窓口の方、20年来の私の苦労を解消していただきありがとうございます。

まことに神のようなご対応、感動しております。

さすが、我がご先祖の土地、花火の町、大仙市でございます。

大曲という名前で無くなったときは、少々ガッカリしましたが、大仙市すばらしい市だと心から思います。

ふるさと納税するなら大仙市ですぞ、皆さん!!

初稿:2020-12-30

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