秋田県南部羽州街道歩き旅 佐竹氏参勤交代の道 八橋一里塚から雄勝峠まで

秋田県南部羽州街道
佐竹義宣公肖像画 天徳寺所蔵

どうもー、白くま父さんです。

今回からスタートするのは、江戸時代に整備された羽州街道のうち、秋田県内の南側の部分を歩いてみようという企画です。

天保国絵図 出羽国(秋田領):国立公文書館デジタルアーカイブより 黄緑色部分が南部羽州街道

この絵図の加工していない物を見たい方はこちらをご覧ください。

羽州街道のこの部分は、現在の国道13号(秋田市川尻の臨界十字路から、湯沢市上院内の雄勝トンネルまで)にほぼ重なるのですが、江戸時代の参勤交代の時代から、車社会の現代になるまでに経路が結構変更になっております。

国土地理院 地形図 2021年 より 青色部分が国道13号

そこでこの羽州街道を歩いて旅をすることで、江戸時代の久保田(秋田)藩主佐竹氏の参勤交代時に気分をちょっとでも味わいつつ、秋田県内に残る昔の痕跡をゆっくりたどろうという感じです。

ただ一気に歩き通すような体力も時間も白くま父さんにはありませんので、無理をしないで、江戸時代の初めに街道沿いに一里(約4Km:約3.927Km)毎に設置されたという一里塚から次の一里塚までを一回の旅の単位にして、じっくり歩いていこうと思います。

なんか、一里を単位に旅することで昔の人っぽいじゃないですか。なんとなく。

昔の人は、大体一里を半時(約1時間)かけて歩くと考えて旅程の計画をしたそうですよ。

ちなみに、江戸時代の長さの単位系はこんな感じです。

1里=36町(109.08m x 36 = 約3927m=約3.927Km)

1町=60間(1.818m x 60 =約109.08m)

1間=6尺(0.303m x 6 = 約1.818m)

1尺=約0.303m

まあ、白くま父さんも覚えているのは、1尺が30cmくらい、1間が身長くらいもしくは両手を広げたくらい、1里が4Kmくらい、なのでそんなもんで大丈夫ですよ。

さて計画としては以下となります。この表は、後程まとめページにもなってしまいます。

一里塚(始点)一里塚(終点)現在の市町村旅の日付
およびレポート
1日目八橋牛島秋田市2021-3-20
その1その2
その3その4
その5その6
その7その8
その9(完)
2日目牛島仁井田秋田市2021-3-27
その1その2
その3
その4(完)
3日目仁井田御所野秋田市2021-3-28
その1その2
その3(完)
4日目御所野川原田秋田市2021-4-3
その1その2
その3その4
その5その6
その7(完)
5日目川原田石川秋田市2021-4-10
その1その2
その3(完)
6日目石川船沢秋田市→大仙市2021-4-17
その1その2
その3(完)
7日目船沢一の渡大仙市2021-4-24
8日目一の渡上淀川大仙市2021-4-24、25
9日目上淀川峰吉川大仙市2021-4-25
10日目峰吉川刈和野大仙市2021-5-1
一里塚(始点)一里塚(終点)現在の市町村記事
11日目刈和野かみおか大仙市2021-5-4
12日目かみおか神宮寺大仙市2021-5-5
13日目神宮寺玉川川原大仙市2021-5-8
14日目玉川川原大曲大仙市2021-5-9
15日目大曲川目大仙市2021-5-15
16日目川目六郷大仙市→美郷町2021-5-16
17日目六郷野荒町美郷町
18日目野荒町金沢中野美郷町→横手市
19日目金沢中野野中入口横手市
20日目野中入口鍛冶町横手市
一里塚(始点)一里塚(終点)現在の市町村記事
21日目鍛冶町美砂古横手市
22日目美砂古大橋横手市
23日目大橋十文字横手市
24日目十文字杉沢横手市→湯沢市
25日目杉沢愛宕町湯沢市
26日目愛宕町上関湯沢市
27日目上関中泊湯沢市
28日目中泊横堀湯沢市
29日目横堀上院内湯沢市
30日目上院内沓掛湯沢市
31日目沓掛(雄勝峠)湯沢市
番外編1(久保田城)(楢山登町)秋田市2021-6-13
その1その2
その3(完)
一里塚の名称は、佐藤晃之輔「秋田・羽州街道の一里塚」秋田文化出版 2013 の記載に従っています

秋田市、大仙市、美郷町、横手市、湯沢市と、計画上は31日かけて踏破することになりますが、まあ、週一回の旅が良いところでしょうから、2021年中には終わらないでしょうね。

まあ、無理せずゆっくりやらせてもらいますよ。

旅自体は既に始まってます。

もし、国道13号を白くまが歩いていたら、温かい目で見守ってください(わかるかい!!)

乞う、ご期待!!

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初稿:2021-4-11

最終改定:2022-11-16

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